アイスランド、行った気がする(その5、レンタカーを借りた気がする)


3日目はレンタカーを借りてアイスランド周遊をした(気がする)。誰もいないアイスランドの荒野でニンテンドーDSをやりたい…!これもまた今回の旅の目的のひとつでした。そのためにはレンタカーを借りないことには始まらないと思い、しっかりと事前にツアー会社経由で予約し、国際免許証も取得していきましたが、数年ハンドルなんて握っていないわけだし、外国だし、正直ドタキャン、あるいはばっくれてしまおうかと着いてからも考えていました。そんな折、アイスランドへエアウェイヴスを観にやってきていた日本人のHくん(デンマークでワーキングホリデー中)とツイッター経由で知り合うことができ、レンタカー旅の道連れになってもらうことに。腹を決めて借りた車はトヨタVitzだったものの、左ハンドルのマニュアル車、道はもちろん左車線。レンタカーの手続きすらおぼつかない状況(Hくんに通訳してもらう状態)で正直どうなることかと思ったけど結果から言えば僕は死にませんでしたのでよかった!

苦楽をともにしたトヨタヴィッツ。これはレイキャヴィックの町を抜け、ゴールデンサークル圏にあるレストスペースでの写真ですが、ここまでくるのが正直一番つらかった。まずレンタカーを借りてからすぐに近くの駐車場でマニュアル運転(自動車教習所を出てから10年前に1回くらいしか乗ってない)を練習、ブレーキとクラッチの構造を身をもって思い出し(人間やればできる)、Hくんのナビに文字通り右往左往しながら北を目指す。ラウンドアバウトのシステムに半泣きになりながら、何度かエンストしながらなんとか都市部を脱出。

誰もいない場所へ行く!としか決めていなかったので、うろうろするハメに。でもそれも醍醐味。国道でも未舗装の道がガンガンあって、途中で引き返したりもした。

DS、やったけど寒かった(ふたつの意味で)。

道中いかした毛並みを持つ、ひとなつっこい(それでいて憂いの瞳である)馬とであう。アイスランドポニーだそうです。



湖畔とHくん。

レイキャヴィックから75キロはなれたボルガネースという町にたどり着く。ボルガネースとは「町のある岬」を意味しているそう(今ググったらそう書いてあった)。


町で1軒しかないレストランでランチをとる。ここでウェイトレスの女の子に「日本の人ですか?」と日本語で話しかけられるイベント発生。この女の子、なんでも台湾出身で日本の大学に数年間留学しており、当時日本で出会ったアイスランド人留学生と結婚、現在はこの町で暮らしているそう。しかも留学していた大学がHくんの母校!あてどなく寄った町のふらりと入った店でこの出会い…僕とHくんはその子とフェイスブックアカウントを交換したのでありました。国際交流フー!
(つづく)