他にやることはないのか
先週の三連休、土曜日は渋谷へ音楽ライブを観に行った。
という書き出しは、ここの所いつもおなじで、なんだか毎週毎週音楽ライブへ行って、他にやることはないのか、と自問自答してしまう。昇給のための勉強ごととか。世の中には寝る間も惜しんで英会話の勉強や、国家試験の勉強や、プレゼンの準備などをしている32歳もいるだろう。あるいは家族サービスに子どもと市民プールへ出かける32歳や、駅から遠くたって、免震性と地盤がしっかりしていて、あとは高台じゃないとね…とマンションギャラリーを見て回る32歳も。対して、陽も落ちぬ頃から酒を飲み、不良の聴く音楽に身と心をまかせる、32歳の筆者。
ところでこの音楽ライブ会場に向かう前に、カレギュウ(牛丼チェーン店松屋の提供しているカレーと牛丼が一度に楽しめる食べ物)を食べたことを思い出す。そして筆者は、つい先ほどにもカレギュウを食べたばかりであった。他に食べたいものはないのか。
辺境の地
この前の日曜日は音楽ライブを観に下北沢へ行った。下北沢…。勘のよい「※大盛できます」読者ならわかっていただけると思うが、筆者はついに下北沢の地へ降り立ったのである。普段から「下北ぽい」などと揶揄されがちな筆者だが、東京でも東よりに住んでいることもあり、下北などという辺境の地にまで足を伸ばす機会も多くはない。最近では上野の丸井にもヴィレッジヴァンガードがオープン。ますます下北などという辺境の地にまで足を伸ばす理由もなくなってしまった。
そうは言っても若者文化は自然と西側に集まるため、アウェーの空気を覚悟して、早足で下北沢の町を巡ってきた。しかし、なかなかいい町じゃないか、下北沢。また来年も行きたいと思います。